ユニプレス、今期経常を38%下方修正

配信元:株探
投稿:2019/11/05 16:00
 ユニプレス <5949> が11月5日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比62.5%減の37.6億円に大きく落ち込み、従来予想の64億円を下回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の160億円→100億円(前期は209億円)に37.5%下方修正し、減益率が23.8%減→52.4%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比43.1%減の62.4億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比53.2%減の25.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.5%→3.5%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  (1)2020 年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想との差異の理由 売上高につきましては得意先の減産影響はあったものの、持分法適用関連会社であったユーエムコーポレーションの連結子会社化等により、前回発表予想に対して若干増加しております。営業利益及び経常利益につきましては、得意先の減産影響及び新車部品立上げ準備費用の増大等により前回発表予想を下回る結果となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、第1四半期連結会計期間で発生した段階取得に係る差益があったものの、移転価格税制に関するメキシコ子会社での税金費用の減額(本日公表の「通期個別業績予想に関するお知らせ」をご参照ください。)に伴う非支配株主に帰属する四半期純利益の増加等により、前回発表予想を下回る結果となりました。 (2)2020 年3月期通期連結業績予想の修正の理由 得意先の減産影響及び新車部品立上げ準備費用等の負担等は、下期も継続する見込みであり、移転価格税制等の影響は年度でも生じるものです。これを受けて、通期の営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、当初予想を下回る見込みであるため業績予想を修正いたします。※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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