リコーが一時10%を超える上昇、米中摩擦への懸念後退のなか中国展開積極化を材料視
リコー<7752.T>が急動意。4日ぶりの反発となったが、上昇率は一時10%を超える人気となった。同社が1日取引終了後に発表した19年4~9月期決算は営業利益が前年同期比6.5%減の486億4800万円と減益だったが、ユーロ安の影響などが反映されたもので、ITサービス部門が好調。更に「米中摩擦への警戒感が薄れるなかで、中国事業の売上高を中期的に大幅に高める方針が伝わったことも、ポジティブ材料と受け止められた」(国内証券ストラテジスト)。株式需給面では、これまで積み上げられていた空売り筋の買い戻しを誘う展開で踏み上げ相場的な色彩となっている。
出所:MINKABU PRESS
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