サイオス<3744>は10月31日、2019年12月期第3四半期(2019年1-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.1%増の101.35億円、営業損失が0.74億円(前年同期は1.07億円の利益)、経常損失が0.34億円(同1.18億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.74億円(同0.47億円の利益)となった。
オープンシステム基盤事業の売上高は前年同期比5.9%増の57.22億円となった。事業継続ソリューションは、主力製品「LifeKeeper」の販売が順調に推移したこと、昨年12月に吸収合併したサードウェア社の製品ラインナップが加わったことなどにより、好調な増収となった。また、Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は増収となった。利益面では、事業継続ソリューションが好調に推移したことなどから、セグメント利益は同2.4%増の0.53億円となった。
アプリケーション事業の売上高は同8.7%増の44.13億円となった。金融機関向けシステム開発・構築支援は、好調な増収となった。また、MFP向けソフトウェア製品、「Gluegentシリーズ」は堅調な増収となった。一方、金融機関向け経営支援システム販売は第4四半期主体で見込んでおり、前年同期比では減収となった。利益面では、金融機関向けシステム開発・構築支援において、第2四半期までの不採算案件は収束したが、当該案件の影響を補いきれず、減益となった。また、利益率の高い金融機関向け経営支援システム販売が減収となったこと、「Gluegentシリーズ」、MFP向けソフトウェア製品等において研究開発費が増加し、セグメント損失は1.28億円(前年同期は0.54億円の利益)となった。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.1%増の132.00億円、営業利益が同31.2%減の2.00億円、経常利益が同32.4%減の2.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.0%減の1.40億円とする期初計画を据え置いている。
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オープンシステム基盤事業の売上高は前年同期比5.9%増の57.22億円となった。事業継続ソリューションは、主力製品「LifeKeeper」の販売が順調に推移したこと、昨年12月に吸収合併したサードウェア社の製品ラインナップが加わったことなどにより、好調な増収となった。また、Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は増収となった。利益面では、事業継続ソリューションが好調に推移したことなどから、セグメント利益は同2.4%増の0.53億円となった。
アプリケーション事業の売上高は同8.7%増の44.13億円となった。金融機関向けシステム開発・構築支援は、好調な増収となった。また、MFP向けソフトウェア製品、「Gluegentシリーズ」は堅調な増収となった。一方、金融機関向け経営支援システム販売は第4四半期主体で見込んでおり、前年同期比では減収となった。利益面では、金融機関向けシステム開発・構築支援において、第2四半期までの不採算案件は収束したが、当該案件の影響を補いきれず、減益となった。また、利益率の高い金融機関向け経営支援システム販売が減収となったこと、「Gluegentシリーズ」、MFP向けソフトウェア製品等において研究開発費が増加し、セグメント損失は1.28億円(前年同期は0.54億円の利益)となった。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.1%増の132.00億円、営業利益が同31.2%減の2.00億円、経常利益が同32.4%減の2.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.0%減の1.40億円とする期初計画を据え置いている。
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