10/29、日経平均株価は7連騰しました。
IQ上位2%の投資家、中原良太です。
10/29、日経平均株価は7連騰しました。
その他指数も好調で、
TOPIX、東証二部、
JASDAQ、マザーズ、
大型株、中型株小型株、
どの指数もプラスでした。
スカッとした上げでしたね。
インデックス投資をしている人は、
面白いぐらい儲かった1日でした。
一方、
自分で個別株を選んでいる人からすると、
「指数ほど個別株は盛り上がってない」
1日だったと感じたかもしれません。
あるいは、
決算ラッシュも本格化しているので、
分散投資が甘かった方などは、
株価が1日1日激動していくのを見て、
一喜一憂しているかもしれませんね。
値動きが激しくなって初めて、
分散投資の大事さが身に沁みます。
株を買い付けるときには、
最低限でも15銘柄〜20銘柄には、
分散しておきたいですよね…。
◆ ◆ ◆
僕自身はどうだったかというと、
iDeCoやNISAを使ったインデックス投資では、
絶好調なペースでお金が増えています。
一方、
個別株運用の調子はどうかと聞かれると、
「鳴かず飛ばず」とった雰囲気です。
指数を大きく動かすような、
大型株は盛り上がっていますが、
地味株は正直、微妙です…(汗)
決算ラッシュを無事に過ごせているので、
これはこれで良いかとは思うのですが、
指数に引き離されていくこの感じは、
気持ちが悪いですね〜(汗)
かといって、
ヘタに動くと損をしそうなので、
今が耐え時なのでしょう…。
【これまでの資産変動】
10/28:1023万3214円
10/29:1024万9128円(前日比+1万5914円)
◆ ◆ ◆
会社四季報に目を通していたら、
「コレは…!」と思った銘柄があったので、
ご紹介しましょう。それがコチラ:
↓
◯第一カッター興業<1716>
舗装やコンクリート構造物を切断・穿孔する工事が主力。
会社四季報を眺めていたら、
お手頃な価格の株を見つけたので、
ザッと分析してみました。
今後は設備投資による、
減価償却が重しとなりそうですが、
その影響を割り引いて考えても、
株価が割安に見えたので共有します:
同社の予想PERは9.5倍。
仮に今の業績が続けば、
益回りは10.5%とそこそこ高めです。
日本株全体と比べても、
2割引で売られている感触です。
以降、企業価値を見積もってみました。
まず、同社の財産価値をザッと見積もると、
※2019年6月期の有価証券報告書を参照
現金:5698百万円
掛金:2480×0.8=1984百万円
証券:504×0.8=403百万円
資産計:8085百万円
負債計:2348百万円
ネットネット:5737百万円
発行済株式総数:6,000,000株−260.300株=5,739,700株
⇨1株あたりネットネット:999円
と、こんな感じ。
同社の1800円ほどなので、
「どんなにやられても株価半分くらいまで」
という印象です。
普通の日本株と比べれば、
かなーりリスクが小さそう。
次に、
同社の10年分の有価証券をもとに、
収益性についても分析してみました。
すると、
同社の収益価値は1株あたり89円/年ほど。
益回りは4.9%ほどでした。
益回りは平均的な日本企業と、
ほぼ同水準という感じですね。
これらの情報をもとに、
理論株価(割引率10%、成長率0%)を、
手堅く算出してみると、
理論株価
=清算価値+収益価値(10年)
=999円+890円=1889円
という結果が得られました。
同社の理論株価は1798円。
理論株価はかなーり保守的に算出しましたが、
今の株価はそれよりも5%ほど安い近い水準でした。
中長期で投資をして、
「年率5%は堅そう」
短期でリバウンドを取れれば、
「年率10%はいけそう」
という印象ですな。
「リスクは半分でリターンはそのまま」
という投資ができそう。
普通の株と比べても、
旨みは2倍くらいありそう。
中長期で値上がりが期待できますので、
NISAとも相性が良いでしょう。
ウォッチリストに入れて、
観察してはいかがでしょうか。
◆ ◆ ◆
足元の取引方針についてですが、
昨日に引き続いて、
「まだまだ全力買い継続」
をする予定です。
株式市場には慣性が働くので、
「上がったら翌日も上がる」
「下がったら翌日も下がる」
という傾向が現れます。
特にこの傾向は、
週の後半ほど強力です。
今のような上昇相場では、
何より株を持っていることが大事ですから、
僕は全力買いを継続します。
とはいえ、
株を買うのも大事ですが、
永久に上がり続ける相場はありません。
日本株のバリュエーションは妥当と思いますが、
仮に下がり始めるとしたら、
「相場の気まぐれで下がる」か、
「海外勢の息切れで下がる」か、
この2つあたりの可能性が濃いかと。
いずれの場合も、
下落が始まると長引く恐れがあるので、
「TOPIXが5日線を割り込んだら、短期銘柄を売る」
ことを目安に計画しています。
仮に、相場が反落した場合も、
下落はじめはゆっくりなことが多いので、
下がり始めてから売るのでも遅くはないと考えます。
10/30で日経は7連騰。
こんだけ上がると、
「そろそろ下がるのでは?」
という気がしてくるものですが、
まだまだイケると考えます。
年末にかけてのこの時期は、
「順張りが有利!」という、
データもあるので、
チキンな気持ちは残しつつも、
ガッツリ株を買って利益を伸ばしたいところです。
以上。
IQ上位2%の投資家、中原良太でした。
10/29、日経平均株価は7連騰しました。
その他指数も好調で、
TOPIX、東証二部、
JASDAQ、マザーズ、
大型株、中型株小型株、
どの指数もプラスでした。
スカッとした上げでしたね。
インデックス投資をしている人は、
面白いぐらい儲かった1日でした。
一方、
自分で個別株を選んでいる人からすると、
「指数ほど個別株は盛り上がってない」
1日だったと感じたかもしれません。
あるいは、
決算ラッシュも本格化しているので、
分散投資が甘かった方などは、
株価が1日1日激動していくのを見て、
一喜一憂しているかもしれませんね。
値動きが激しくなって初めて、
分散投資の大事さが身に沁みます。
株を買い付けるときには、
最低限でも15銘柄〜20銘柄には、
分散しておきたいですよね…。
◆ ◆ ◆
僕自身はどうだったかというと、
iDeCoやNISAを使ったインデックス投資では、
絶好調なペースでお金が増えています。
一方、
個別株運用の調子はどうかと聞かれると、
「鳴かず飛ばず」とった雰囲気です。
指数を大きく動かすような、
大型株は盛り上がっていますが、
地味株は正直、微妙です…(汗)
決算ラッシュを無事に過ごせているので、
これはこれで良いかとは思うのですが、
指数に引き離されていくこの感じは、
気持ちが悪いですね〜(汗)
かといって、
ヘタに動くと損をしそうなので、
今が耐え時なのでしょう…。
【これまでの資産変動】
10/28:1023万3214円
10/29:1024万9128円(前日比+1万5914円)
◆ ◆ ◆
会社四季報に目を通していたら、
「コレは…!」と思った銘柄があったので、
ご紹介しましょう。それがコチラ:
↓
◯第一カッター興業<1716>
舗装やコンクリート構造物を切断・穿孔する工事が主力。
会社四季報を眺めていたら、
お手頃な価格の株を見つけたので、
ザッと分析してみました。
今後は設備投資による、
減価償却が重しとなりそうですが、
その影響を割り引いて考えても、
株価が割安に見えたので共有します:
同社の予想PERは9.5倍。
仮に今の業績が続けば、
益回りは10.5%とそこそこ高めです。
日本株全体と比べても、
2割引で売られている感触です。
以降、企業価値を見積もってみました。
まず、同社の財産価値をザッと見積もると、
※2019年6月期の有価証券報告書を参照
現金:5698百万円
掛金:2480×0.8=1984百万円
証券:504×0.8=403百万円
資産計:8085百万円
負債計:2348百万円
ネットネット:5737百万円
発行済株式総数:6,000,000株−260.300株=5,739,700株
⇨1株あたりネットネット:999円
と、こんな感じ。
同社の1800円ほどなので、
「どんなにやられても株価半分くらいまで」
という印象です。
普通の日本株と比べれば、
かなーりリスクが小さそう。
次に、
同社の10年分の有価証券をもとに、
収益性についても分析してみました。
すると、
同社の収益価値は1株あたり89円/年ほど。
益回りは4.9%ほどでした。
益回りは平均的な日本企業と、
ほぼ同水準という感じですね。
これらの情報をもとに、
理論株価(割引率10%、成長率0%)を、
手堅く算出してみると、
理論株価
=清算価値+収益価値(10年)
=999円+890円=1889円
という結果が得られました。
同社の理論株価は1798円。
理論株価はかなーり保守的に算出しましたが、
今の株価はそれよりも5%ほど安い近い水準でした。
中長期で投資をして、
「年率5%は堅そう」
短期でリバウンドを取れれば、
「年率10%はいけそう」
という印象ですな。
「リスクは半分でリターンはそのまま」
という投資ができそう。
普通の株と比べても、
旨みは2倍くらいありそう。
中長期で値上がりが期待できますので、
NISAとも相性が良いでしょう。
ウォッチリストに入れて、
観察してはいかがでしょうか。
◆ ◆ ◆
足元の取引方針についてですが、
昨日に引き続いて、
「まだまだ全力買い継続」
をする予定です。
株式市場には慣性が働くので、
「上がったら翌日も上がる」
「下がったら翌日も下がる」
という傾向が現れます。
特にこの傾向は、
週の後半ほど強力です。
今のような上昇相場では、
何より株を持っていることが大事ですから、
僕は全力買いを継続します。
とはいえ、
株を買うのも大事ですが、
永久に上がり続ける相場はありません。
日本株のバリュエーションは妥当と思いますが、
仮に下がり始めるとしたら、
「相場の気まぐれで下がる」か、
「海外勢の息切れで下がる」か、
この2つあたりの可能性が濃いかと。
いずれの場合も、
下落が始まると長引く恐れがあるので、
「TOPIXが5日線を割り込んだら、短期銘柄を売る」
ことを目安に計画しています。
仮に、相場が反落した場合も、
下落はじめはゆっくりなことが多いので、
下がり始めてから売るのでも遅くはないと考えます。
10/30で日経は7連騰。
こんだけ上がると、
「そろそろ下がるのでは?」
という気がしてくるものですが、
まだまだイケると考えます。
年末にかけてのこの時期は、
「順張りが有利!」という、
データもあるので、
チキンな気持ちは残しつつも、
ガッツリ株を買って利益を伸ばしたいところです。
以上。
IQ上位2%の投資家、中原良太でした。