特殊陶、今期経常を一転9％減益に下方修正

　日本特殊陶業 <5334> が10月28日大引け後(15:20)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比27.1％減の247億円に減り、従来予想の300億円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の672億円→540億円(前期は595億円)に19.6％下方修正し、一転して9.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比14.2％増の292億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比24.2％減の105億円に減り、売上営業利益率は前年同期の13.5％→10.1％に低下した。

株探ニュース