長大はカイ気配スタート、業務効率化奏功し１９年９月期業績は計画上振れ

　長大<9624.T>はカイ気配スタートとなっている。前週末２５日の取引終了後、集計中の１９年９月期連結業績について、売上高が２８９億円から２９０億円（前の期比０．１％増）へ、営業利益が２２億円から２９億円（同６９．７％増）へ、純利益が１３億５０００万円から１８億４０００万円（同７１．８％増）へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。グループを挙げての業務効率化に加えて、人員増強を中心とする体制強化の一部が翌期にずれ込み、人件費や経費が計画を下回ったことが寄与した。

　また、業績上振れに伴い、従来４０円を予定していた期末一括配当を５３円に増額するとあわせて発表した。前の期実績の３６円に対しては、１７円の増配になる。

　なお、同社では同時に、２２年９月期に売上高３５７億円、営業利益３０億円を目指す中期経営計画を発表した。

出所：MINKABU PRESS