2019年10月28日~11月1日の日経平均株価の見通しと経済指標 注意点

著者:木村佳子
投稿:2019/10/27 13:43

今週のポイント FOMC 日銀金融政策決定会合開催週

≪今週の日経平均株価の見通し≫

上値抵抗①22895 ザラバ、終値ともにここを抜けたら ②次は 終値で22954円を保てるか?  保てたら  ③23050円の可能性も

均衡22772
下値支持22650~22437

≪注目点≫
先週のECBに続いて米国FOMCの金融政策はどう出てくるか
その後、日銀の金融政策決定会合が開催される
日本政府の補正予算要請(株式にとってはプラス材料)
北朝鮮が再度リスク化の可能性も

以下、日経平均株価に影響を与えそうな経済指標などのスケジュール

●10月28日(月)
9月企業向けサービス価格指数 8:50

上場 セルソース
【日本企業の決算発表】 野村不動産、日立建機、ファナック、オリックス、JR各社、東電、関電、キャノン
【外国企業の決算発表】 アルファベット、AT&T

●10月29日(火)
10月都区部CPI 8:30
2年債入札 10:30
米8月S&Pケースシラー住宅価格指数 22:00
米10月消費者信頼感指数 23:00

上場 ジェイック
【日本企業の決算発表】 日清粉、日立金、オムロン、NEC、富士通、HOYA、野村HD、ANA、NTTドコモ、協和キリン【外国企業の決算発表】 GM、AMD、アムジェン

●10月30日(水)
◎日銀金融政策決定会合 ~31日

9月商業動態統計 8:50
米10月ADP雇用リポート 21:15

◎米7~9月期実質GDP速報値 21:30
◎FOMC結果発表 31日3:00 パウエル議長会見 3:30

上場 恵和
【日本企業の決算発表】 積水化学、塩野義、エーザイ、OLC、コマツ、大和、日本取引所、ヒューリック、花王、グリー 
【外国企業の決算発表】 アップル、フェイスブック、GE

●10月31日(木)
対外・体内証券売買契約 8:50
9月鉱工業生産指数速報値 8:50
中国製造業・非製造業PMI 10:00
9月建機出荷額 12:00
9月自動車輸出実績 13:00
9月住宅着工件数 14:00
10月消費動向調査 14:00

◎日銀金融政策決定会合結果発表/10月経済・物価 展望レポート/黒田総裁会見 15:30


ユーロ圏9月失業率 19:00
ユーロ圏10月CPI速報値 19:00
ユーロ圏7~9月GDP速報値 19:00
米新規失業保険申請件数 21:30
米9月個人所得・消費 21:30
米7~9月期雇用コスト指数 21:30
米10月シカゴPMI 22:45

【日本企業の決算発表】 日ハム、武田、アステラス、小野薬、第一三共、TOTO、ガイシ、住友重機、キーエンス、村田、東京エレク  *決算発表集中日

●11月1日(金)
7~9月期失業率 8:30
9月有効求人倍率 8:30

中国9月製造業PMI  10:45
米10月雇用統計 21:30
米10月ISM製造業景況感指数 23:00
米10月建設支出 23:00

上場 ダブルエー
【日本企業の決算発表】 シャープ、KDDI *決算発表集中日
【外国企業の決算発表】エクソン、シェブロン

・・・・・・・・・・・・・今週のポイント・・・・・・・・・・・・・・・
■米企業決算の概況■
S&P500構成銘柄の約40%が第3Q決算を終了。
約80%の企業が一株利益で予想を上回る。
10月第4週時点で4.8%の減少が予想されていた前年同期比利益成長も3.7%減まで改善。
企業業績への悲観的な見方が修正されつつある点に注目。
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■10月24日開催されたECB欧州中央銀行・ドラギ総裁・発言ポイント
定例理事会で政策金利を据え置いた。
前回9月の決定通り、11月から月200億ユーロのペースで資産買い入れを再開
「必要な限り」継続することを確認
なおドラギ総裁の任期は10月末で終了/次期総裁はラガルド女史
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■株式の需給に関するポイント

債券売買資金が株への配分率を高めている動き
企業の自社株買い+日銀資金が株式の需給に寄与
日本政府の災害対策 台風19~21号被害に対し、自民・公明両党の幹部が予備費の迅速な活用や補正予算案の編成などを求める方針を確認。政府に申し入れ

よって日経平均株価の基調は強い⇒それが調整促進にも作用⇒個人投資家は調整があった際にどう行動するかの作戦必要
⇒利確タイミングは自分のポートフォリオや投資方針に基ずく

★慎重派
適度に利確⇒儲けた金額で再投資⇒回収資金は調整期に再投資など

★積極派
買い持ち
新規資金投入は慎重に
配信元: 達人の予想

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