◆英議会採決で揺らめくも、影響は軽微…
※ご注意:予想期間は10月24日と表示されていますが、本日(10月23日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
“基本、動かず”…。
「Brexit関連法案の短期審議(3日間)」を英議会が否決したことで、“ポンド売り”が優勢となる場面も見られましたが、ドル円は“108円半ばを中心とする揺れ動き”から外れることはありませんでした。
やはりマーケットの関心は「Brexit問題」に集中している感があり、ドル円は「蚊帳の外」の印象は否めないものがあります。
冒頭の「短期審議・否決」では“ポンド売り”の反応を見せましたが、「Brexit関連法案そのものの審議・可決」という状況を鑑みれば、“リスク回避姿勢”にこのまま傾斜するとは思いづらいところがあります。
一方で「Brexitの先行き」「英政局」という観点で見れば、“不透明感増大”という点は否めません。
つまり“リスク選好姿勢”への回帰も、現時点では想定しづらいということになります。
次なるポイントとしては「(EU側の)期限再延期の認否」が想定されるところですが、「米中通商協議の詰め作業」の内容が表面化してくるまでは、ドル円は「方向感は定まらない」「膠着は続く」と見ておく必要があるかもしれません。
もちろん「堅調推移も続く」との見方も変わっていませんが…。
“基本、動かず”…。
「Brexit関連法案の短期審議(3日間)」を英議会が否決したことで、“ポンド売り”が優勢となる場面も見られましたが、ドル円は“108円半ばを中心とする揺れ動き”から外れることはありませんでした。
やはりマーケットの関心は「Brexit問題」に集中している感があり、ドル円は「蚊帳の外」の印象は否めないものがあります。
冒頭の「短期審議・否決」では“ポンド売り”の反応を見せましたが、「Brexit関連法案そのものの審議・可決」という状況を鑑みれば、“リスク回避姿勢”にこのまま傾斜するとは思いづらいところがあります。
一方で「Brexitの先行き」「英政局」という観点で見れば、“不透明感増大”という点は否めません。
つまり“リスク選好姿勢”への回帰も、現時点では想定しづらいということになります。
次なるポイントとしては「(EU側の)期限再延期の認否」が想定されるところですが、「米中通商協議の詰め作業」の内容が表面化してくるまでは、ドル円は「方向感は定まらない」「膠着は続く」と見ておく必要があるかもしれません。
もちろん「堅調推移も続く」との見方も変わっていませんが…。