P&Gが決算受け上昇 ビューティー部門が10%の伸び達成=ダウ採用銘柄

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/10/22 23:32
 P&Gが上昇しておりダウ平均をサポートしている。7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高が予想を上回ったほか、本業の成長を示す中核売上高の伸びも予想を上回った。通期の見通しについては、予想範囲内ではあったものの従来からやや上方修正した。テイラーCEOは声明で、「経営管理構造の見直しが迅速な意思決定を支援した」と述べた。

 値上げ効果が中核売上高を1%ポイント押し上げたほか、同社の主力事業でもあるビューティー部門は「SK-IIスキンケア」と中国の「オレイ」が牽引し、10%の伸びを達成している。

(7-9月・第1四半期)
・1株利益:1.37ドル(予想:1.24ドル)
・売上高:178億ドル(予想:174.3億ドル)
・中核売上高伸び:+7%(予想:+4.15%)
  ビューティー:+10%(予想+6.2%)
  グルーミング:+1%
  ヘルスケア:+9%(予想:+5.2%)
  ファブリック&ホームケア:+8%(予想:+4.7%)
  ベビー・女性・ファミリーケア:+5%

(通期見通し)
・1株利益:4.75~4.97ドル(従来:4.70~4.93ドル)(予想:4.85ドル)。
・中核売上高伸び:3~5%(従来:3~4%)(予想:+3.4%)

(NY時間10:19)
P&G 121.75(+2.67 +2.27%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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