大日本住友、上期最終を一転9%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2019/10/21 15:00
 大日本住友製薬 <4506> が10月21日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の220億円→303億円(前年同期は278億円)に37.7%上方修正し、一転して8.7%増益見通しとなった。
 なお、通期の最終利益は従来予想の360億円(前期は486億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上収益は、各セグメントとも堅調に推移しており、前回発表予想に対して21億円増の2,306億円となる見込みです。コア営業利益は、増収に伴う売上総利益の増加に加え、販売費及び一般管理費の進捗が想定を下回ったことから、前回発表予想を53億円上回る見込みです。営業利益は、がん領域において、開発計画を含む事業計画の見直しを実施したことに伴い、同領域の事業に係る無形資産である仕掛研究開発の減損損失の計上を見込むものの、 ボストン・バイオメディカル・インクおよびトレロ・ファーマシューティカルズ・インクの買収に係る条件付対価公正価値が大きく減少することにより、減損損失を上回る費用の戻入を見込むことから、前回発表予想に対して、108億円増の668億円に修正しました。四半期利益および親会社の所有者に帰属する四半期利益は、為替差損の発生による金融費用の増加を見込むものの、営業利益の増加が大きく、前回発表予想に対して83億円増の303億円に修正しました。なお、通期の業績予想につきましては、変更しておりません。(注) 本プレスリリースに含まれる将来の予測等に関する事項は、発表日現在において入手可能な情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しています。したがって、業績・その他の将来の予測等に関する事項は、今後さまざまな要因によって本リリースの記載内容と大きく異なる結果となる可能性があります。
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