新興市場銘柄ダイジェスト:ギフトは大幅に3日続伸、シスロケがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/10/17 15:53
<2480> シスロケ 1488 +300
ストップ高。20年3月期の営業利益を従来予想の3.50億円から4.10億円(前期実績3.15億円)に上方修正している。自動車流通業界の各種支援システムの需要が順調に推移した。また、自動車ファイナンス業界向けシステムも従量課金の拡大などにより増加し、利益を押し上げる見込み。8月5日以来約2カ月ぶりに年初来高値を更新しており、値上がり益を期待した投資資金が流入したようだ。

<2736> フェスタリア 1730 +43
一時ストップ高。20年8月期の営業利益予想を前期比106.4%増の3.00億円と発表している。20年に創業100周年を迎えることから記念イベントや消費者キャンペーンなどを実施する予定。同時に発表した19年8月期の営業利益は151.5%増の1.45億円で着地した。店舗数の純増に加え、新規店舗が好調に推移した。また、本社のスリム化や販促施策の合理化を図り、販管費が減少したことも増益に寄与した。

<7035> anfac 2422 -10
大幅続落。33万株の立会外分売を実施すると発表。予定期間は25-29日。東証1部への市場変更申請の準備を進めており、形式基準の充足を図る。発行済み株式総数(949万4640株、自社株を含む)に対する割合は3.48%。一時プラスに転じる場面も見られたが、立会外分売の発表を受け、需給悪化懸念が出た。11日に小学館などとの資本業務提携を発表してから株価急騰しており、利益確定売りが重しになったようだ。

<9279> ギフト 4915 +240
大幅に3日続伸。19年10月期の年間配当を従来予想の25.00円(記念配当5.00円含む)から30.00円(記念配当5.00円含む。前期実績18.00円)に増額修正している。直近の業績が堅調に推移していることなどを考慮した措置。また、15万株の立会外分売を実施する。予定期間は25-29日。企業価値向上などを目的に東証1部への市場変更申請の準備を開始するため、形式要件の充足を図る。

<4588> オンコリス 1937 +18
大幅に3日ぶり反発。がんに対するウイルス療法である「テロメライシン(OBP-301)」に関し、厚生労働省に対して先駆け審査指定制度対象品目指定の内容変更に関する申請を中外製薬<4519>とともに行い、認められたと発表。テロメライシンの開発がオンコリスから中外製薬に引き継がれる。中外製薬と19年4月に締結したライセンス契約に基づくもので、新薬開発が順調に進んでいるとの見方から買いが入った。 <ST>
配信元: フィスコ

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