外為サマリー:108円70銭台でもみ合う、ブレグジット動向に関心

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/10/17 15:40
外為サマリー:108円70銭台でもみ合う、ブレグジット動向に関心  17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=108円75銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=120円40銭前後と同50銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前10時40分過ぎに108円83銭をつけた後は、108円70銭台を中心に一進一退。前日のニューヨーク市場で記録した108円84円高値が意識され、上値を押さえられる格好となっている。日経平均株価も小動きで全般相場は方向性に欠ける展開となっている。市場の関心は17~18日の欧州連合(EU)首脳会談に向かっており、英国のEU離脱(ブレグジット)に向け前進するかが注目されている。英国の民衆統一党(DUP)が保守党の提案に反対姿勢を示したことで、この日は英ポンドが下落するなどブレグジットを巡っては荒い値動きとなっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1071ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS
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