アジア株 上海株は下げに転じる、中国が香港法案を巡り米国に報復表明

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/10/16 11:35
東京時間11:20現在
香港ハンセン指数   26603.22(+99.29 +0.37%)
中国上海総合指数  2990.10(-1.15 -0.04%)
台湾加権指数     11132.77(+20.97 +0.19%)
韓国総合株価指数  2080.46(+12.29 +0.59%)
豪ASX200指数    6723.20(+71.19 +1.07%)

アジア株は上海を除いて上昇、前日の米株高を好感して買い優勢で始まった。一方で、米中貿易を巡る不透明感は重石となっている。
米下院は15日、「香港人権・民主主義法案」を可決した。これを受けて中国外務省は米下院を強く非難、香港法案成立なら強力な報復措置を講じると表明した。これを受けて米中摩擦が再燃する可能性がある。
買い優勢で始まった上海株はこの報道を受けて上げを帳消し、下げに転じている。
そのほか、中国はトランプ米政権が関税を撤廃した場合に限り、中国は米農産品の購入を行うとの一部報道を受けて米中の完全合意への期待が薄れている。

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