新興市場銘柄ダイジェスト:リーバイスはストップ高、anfacが急騰

配信元:フィスコ
投稿:2019/10/15 16:00
<9836> リーバイス 1394 +300
ストップ高。親会社の米リーバイ・ストラウス・アンド・カンパニーがTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表している。TOB価格は1株につき1570円。買い付け期間は15日から12月3日まで。リーバイ・ストラウス ジャパン株は上場廃止となる見込み。19年11月期第3四半期累計の営業利益は前年同期比99.7%減の0.01億円。通期予想は前期比36.0%減の4.00億円で据え置いた。

<4397> チームスピリット 1717 -23
反落。20年8月期の営業利益予想を2.50億円と発表している。同期から連結決算に移行するため、前期比増減率は非開示。営業人員やPRを中心としたマーケティング活動を強化する。19年8月期の単体決算では、営業利益は前期比249.1%増の2.43億円となった。ライセンス売上高やプロフェッショナルサービス売上が順調に伸びた。

<6086> シンメンテ 1771 +300
ストップ高。20年2月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比35.0%増の4.90億円と発表している。売上原価率が低下したことに加え、販管費が前年同期よりも減少したことから利益が押し上げられた。通期予想は前期比16.4%増の7.38億円で据え置いた。進捗率は66.4%に達しており、上方修正への期待が広がっている。株価が75日移動平均線を上抜けたことも先高期待につながったようだ。

<3967> エルテス 1909 +245
大幅に3日ぶり反発。20年2月期の営業利益を従来予想の0.50億円から1.50億円(前期実績0.38億円)に上方修正。従業員による不適切投稿が注目を集めたことや広告宣伝の実施で企業認知度が向上し、受注が好調だった。サービス提供でのコスト削減努力も利益拡大に寄与する見込み。第2四半期累計の営業利益は前年同期比437.7%増の1.40億円で着地した。デジタルリスク事業が伸長し、増益をけん引した。

<7035> anfac 2731 +482
急騰。小学館、集英社及び白泉社と資本業務提携を行うと発表。各社にand factory株19万3627株(発行済株式総数の2%)を市場外の相対取引で譲渡する。また、集英社と公式マンガアプリのフルリニューアルで、賃貸不動産入居者向けサービスの共同開発・運営でスマサポと業務提携。20年8月期の営業利益予想は前期比13.2%増の5.80億円。19年8月期の営業利益は40.3%増の5.12億円。

<7928> 旭化学 455 +12
大幅に続伸。20年8月期の営業利益予想を前期比72.4%増の2.50億円と発表。生産性の高い設備導入や自社商品の開発に取り組み、高品質な製品を製造する。同時に発表した19年8月期の営業利益は52.6%増の1.45億円で着地。国内で損失が拡大した一方、中国が材料費減少で増益となり、全体の利益押し上げに貢献。株価が7月12日に付けた年初来高値(511円)に迫っていることも買いにつながったようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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