ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金1878億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比20.0％減の1878億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同21.2％減の1714億円だった。

　個別ではＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が5.46％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が5.45％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が5.05％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.82％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.80％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.71％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は3.95％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> は3.13％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が246円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1139億4200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金963億2300万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が335億3200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が58億6600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が42億8400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が38億700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が27億2200万円の売買代金となった。

株探ニュース