ファルコム、今期経常を一転8%増益に上方修正・5期ぶり最高益、配当も6円増額

配信元:株探
投稿:2019/09/19 14:00
 日本ファルコム <3723> [東証M] が9月19日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。19年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の10億円→14億円(前期は12.9億円)に40.0%上方修正し、一転して8.2%増益を見込み、一気に5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の2.9億円→6.9億円(前年同期は9.1億円)に2.3倍増額し、減益率が67.4%減→23.9%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の6円→12円(前期は10円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 アジア地域において、据え置き型ゲーム機PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 閃の軌跡3」「英雄伝説 閃の軌跡4-THE END OF SAGA-」のそれぞれ繁体字中国語及び韓国語版の販売が好調で、当社タイトルのプレイステーションネットワークにおけるダウンロード販売が堅調に推移したほか、新規ライセンス案件の契約締結も進みました。また、2019年9月26日発売予定のPlayStation4向けゲームソフト「イース9 -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」の受注状況が好調に推移していることから、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに、当初の業績予想を上回る見通しとなりました。(注)今回の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

  2019年9月26日に発売予定のゲームソフト「イース9 -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」の受注状況や、累計販売本数430万本を超える「軌跡シリーズ」の「閃の軌跡3」「閃の軌跡4」が海外において販売好調なことなどから、2019年9月期の営業利益、経常利益、当期純利益は、過去最高を更新する見通しとなりました。  つきましては、「英雄伝説 閃の軌跡」をはじめとする「軌跡シリーズ」の展開から15周年を記念するとともに、2019年12月をもちまして株式上場15周年を迎え、収益を株主の皆様に還元するために、2019年12月に開催を予定しております定時株主総会におきまして、下記の通り普通配当に加えて記念配当を付議する予定であります。
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