東京株式（寄り付き）＝反発、ＮＹダウ上昇と円安受け買い先行

　１９日の東京株式市場は反発、寄り付きの日経平均株価は前日比１０３円高の２万２０６４円で始まった。

　米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）では、市場予想通り０．２５％の利下げが発表された。ＮＹダウは一時、利下げ停止懸念から下落したが、パウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長が会見で柔軟な姿勢を示したことから、安心感が広がった。この結果を受け、東京市場では日経平均株価が２万２０００円台を回復して取引を開始した。為替は１ドル＝１０８円４０銭前後と円安水準で推移していることも追い風となっている。きょうは日銀金融政策決定会合の結果発表も予定されており、その結果が注目されている。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、２９業種が高く、値上がり上位に保険、銀行、電力・ガス、不動産など。一方、値下がりは紙パルプ、鉄鋼、鉱業、非鉄の４業種のみ。

出所：minkabuPRESS