決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … カナモト、ポールＨＤ、ベステラ (9月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の9月5日から6日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　カナモト <9678>
　19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の連結経常利益は前年同期比0.6％減の135億円となり、通期計画の187億円に対する進捗率は72.6％にとどまり、5年平均の74.7％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3657> ポールＨＤ 　　東１ 　 -16.52 　　9/ 6　　上期　　　　7.68
<1433> ベステラ 　　　東１　　 -8.05 　　9/ 6　　上期　　　 10.07
<9678> カナモト 　　　東１　　 -4.53 　　9/ 6　　　3Q　　　 -0.58

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース