【買い】清水建設(1803)

著者:竹田嘉文
投稿:2019/09/05 08:38

材料豊富

 株価調整により、8月は底値鍛錬を余儀なくされたものの、845円処が強力な下値サポートとして機能し、大底を確認。今後、上値抵抗となっている75日移動平均線や一目均衡表の先行スパン(雲)下限を超えれば、買いに勢いがつきそうな株価位置と言えそうです。

 7月には、約500億円をかけて洋上風力発電の風車設置に用いる自航式SEP船を建造する計画を発表。業界最大級の船になる予定で、超大型洋上風力発電案件獲得など、今後の利益貢献に期待が持てそうです。

 直近では、プロセス可視化に向け、コンピューター処理能力を最大限生かした設計手法を展開する稼働基盤「シミズDDE」を構築し、運用を開始。また、土木現場の仮設資材に紙素材を活用する施工技術「KAMIWAZA」を王子ホールディングスと共同で開発するなど材料に事欠きません。

 一部で、「高マージン維持により高収益水準が続く」との見方も出ており、ここからの株価浮上余地は大きいと思われます。
竹田嘉文
株式会社スリーアイ マネージャー
配信元: 達人の予想

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