ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金1148億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比23.2％増の1148億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同24.5％増の1072億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> など15銘柄が新高値。日経３００上場投信 <1319> 、ダイワ金融上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1649> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が7.12％高、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> が4.27％高、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> が3.81％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> は8.80％安、ＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> は3.01％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が18円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金734億7300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均874億4500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が191億7500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が33億100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が31億6300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が23億2500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億7700万円の売買代金となった。

株探ニュース