ETF売買動向＝28日前引け、ＳＰＤＲ、金ブルが新高値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比31.3％減の699億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同32.7％減の651億円だった。

　個別では金価格連動型上場投資信託 <1328> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> 、ＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> など6銘柄が新高値。ダイワ運輸・物流上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1645> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.50％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.48％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が30円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金408億8600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均604億8000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が139億2200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が28億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が22億1200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が21億6400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が12億4200万円の売買代金となった。

株探ニュース