洋缶HD、今期最終を一転73%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/07/31 16:00
 東洋製罐グループホールディングス <5901> が7月31日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は58.6億円の赤字(前年同期は82.9億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の250億円→55億円(前期は202億円)に78.0%下方修正し、一転して72.9%減益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の145億円の黒字→10億円の赤字(前年同期は117億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.9%→4.1%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【2020年3月期第2四半期】売上高は、概ね前回予想通りに推移する見込みです。営業利益および経常利益は、製品構成の変化により利益率が低下したほか、機能材料において歩留まりが悪化したことなどにより、前回予想を下回る見込みです。親会社株主に帰属する四半期純利益は、2020年3月期第1四半期連結会計期間において、120億14百万円を独占禁止法関連損失引当金繰入額として特別損失に計上したことにより、前回予想を下回る見込みです。【2020年3月期通期】売上高は、飲料容器などの販売減少が予想され、前回予想を下回る見込みです。営業利益および経常利益は、売上高の減少のほか機能材料において歩留まりが悪化したことなどにより、前回予想を下回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は、2020年3月期第1四半期連結会計期間において、120億14百万円を独占禁止法関連損失引当金繰入額として特別損失に計上したことにより、前回予想を下回る見込みです。なお、2020年3月期における中間および期末の配当金につきましては、当初予定と変更ございません。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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