●長短金利逆転でのポイント
先週から「米長短金利逆転」あるいは「逆イールド」(現在は解消されています)の文字を目にする機会が増えてきました。一般的に長短金利逆転は景気後退の予兆とされています。ITバブル崩壊・リーマンショック時にも見られた現象です。ただ、ここで気をつけなければならないのは、長短金利逆転=すぐに市場が荒れると言うことではないこと。ここから、イールドカーブが立って来るときに要警戒というのが過去のケースから学んだことだと言うこと。そこがこれからの債券市場の注意点であることをまずはお伝えしておきます。