【売り】オリックス(8591)7月末より急降下ももみ合いはしばらく続く?=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/08/18 20:58

8月第3週の注目銘柄

■注目理由
 7月30日に大きく窓をあけて下落して(29日終値1662円)から、一時は1451円まで急落しました。現在は1500円近くまで回復していますが、依然として下値圏を推移しています。しばらくはもみ合いが続くことが予想されます。

■事業概要
 リース最大手。保険、不動産など金融事業多角化。時価総額約1兆9,591億25百万円。PBR約0.6倍。

■足もとの業績
 7月発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高5369億80百万円(前年同期比-11.1%)、営業利益756億51百万円(同-17.8%)、純利益692億10百万円(同-13.4%)となっています。

■テクニカル分析
 7月18日に高値1686円をつけたことで、一時25日移動平均線は上向きに上昇していましたが、その後の下落によって大きく下向きに転換しています。直近は75日移動平均線に近づきつつあり、75日移動平均線を下抜けすることがあれば、もう一段下げる可能性もあるでしょう。


■システムトレード分析
 システムトレードの検証では、同社株の8月第3週の勝率が33.3%(5勝10敗0分)となっており、8月の第3週は株価が下がりやすい傾向が見られます。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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