すららネット<3998>は9日、2019年12月期第2四半期(19年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比24.1%増の5.41億円、営業損失が0.58億円(前年同期は0.88億円の利益)、経常損失が0.58億円(同0.90億円の利益)、四半期純損失が0.41億円(同0.61億円の利益)となった。
主要顧客である学習塾マーケットの売上高は前年同期比16.4%増の2.98億円となった。「低学力の生徒に対する学力向上教材」として強固なポジショニングの認知が進むとともに、同社のサービスを使って独立開業したり、従来塾を経営されている個人顧客に加え、地方の大手塾や放課後等デイサービス施設との新たな契約が堅調に進捗している。その一方で、毎年3月の年度末に合わせた生徒IDの終了手続き等が発生し、当第2四半期末時点の導入校数は813校(前期末比56校増加)、ID数は15,843ID(前期末比605ID増加)となった。
学校マーケットの売上高は同15.1%増の1.62億円となった。私立学校における活用の拡大と深化が進み、契約数は堅調に増え、当第2四半期末時点の導入校数は160校(前期末比6校増加)、ID課金数(校舎課金を除く。)は33,126ID(前期末比3,866ID増加)となった。
BtoCマーケットの売上高は同114.8%増の0.76億円となった。Webマーケティングと、関西・東海地区におけるCM効果等によってID数は増加傾向にあり、当第2四半期末時点のID数は1,877ID(前期末比755ID増加)となった。
海外マーケットにおいては、主にスリランカ及びインドネシアにおいて現地の私立学校との契約が堅調に進捗しているが、一方で、スリランカにおけるテロの影響で放課後授業生徒の休会が発生していること、フィリピンで実施していた単発のプロジェクトが終了したことなどにより、当期末時点の海外マーケットにおけるID数は2,158ID(前期末比90ID減少)となった。
全体の当第2四半期末時点における導入校数は1,006校(前期末比66校増加)、利用ID数は66,542ID(前期末比5,732ID増加)となった。
費用については、本社管理体制の強化とBtoCや海外マーケットの成長をさらに加速させるべく人員を増やし、WebマーケティングやTVコマーシャルなどの広告宣伝に積極的に取り組んだ。売上原価は同11.2%増の1.13億円、販売費及び一般管理費は同97.7%増の4.87億円となった。
2019年12月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高は前期比21.5%増(前回予想比10.76%減)の11.36億円、営業損失が0.29億円(前回予想比0.43億円改善)、経常損失が0.30億円(前回予想比0.44億円改善)、当期純損失が0.22億円(前回予想比0.55億円改善)としている。
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主要顧客である学習塾マーケットの売上高は前年同期比16.4%増の2.98億円となった。「低学力の生徒に対する学力向上教材」として強固なポジショニングの認知が進むとともに、同社のサービスを使って独立開業したり、従来塾を経営されている個人顧客に加え、地方の大手塾や放課後等デイサービス施設との新たな契約が堅調に進捗している。その一方で、毎年3月の年度末に合わせた生徒IDの終了手続き等が発生し、当第2四半期末時点の導入校数は813校(前期末比56校増加)、ID数は15,843ID(前期末比605ID増加)となった。
学校マーケットの売上高は同15.1%増の1.62億円となった。私立学校における活用の拡大と深化が進み、契約数は堅調に増え、当第2四半期末時点の導入校数は160校(前期末比6校増加)、ID課金数(校舎課金を除く。)は33,126ID(前期末比3,866ID増加)となった。
BtoCマーケットの売上高は同114.8%増の0.76億円となった。Webマーケティングと、関西・東海地区におけるCM効果等によってID数は増加傾向にあり、当第2四半期末時点のID数は1,877ID(前期末比755ID増加)となった。
海外マーケットにおいては、主にスリランカ及びインドネシアにおいて現地の私立学校との契約が堅調に進捗しているが、一方で、スリランカにおけるテロの影響で放課後授業生徒の休会が発生していること、フィリピンで実施していた単発のプロジェクトが終了したことなどにより、当期末時点の海外マーケットにおけるID数は2,158ID(前期末比90ID減少)となった。
全体の当第2四半期末時点における導入校数は1,006校(前期末比66校増加)、利用ID数は66,542ID(前期末比5,732ID増加)となった。
費用については、本社管理体制の強化とBtoCや海外マーケットの成長をさらに加速させるべく人員を増やし、WebマーケティングやTVコマーシャルなどの広告宣伝に積極的に取り組んだ。売上原価は同11.2%増の1.13億円、販売費及び一般管理費は同97.7%増の4.87億円となった。
2019年12月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高は前期比21.5%増(前回予想比10.76%減)の11.36億円、営業損失が0.29億円(前回予想比0.43億円改善)、経常損失が0.30億円(前回予想比0.44億円改善)、当期純損失が0.22億円(前回予想比0.55億円改善)としている。
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