【売り】京成電鉄(9009)直近好調も過熱感からいったん調整に転じる可能性あり=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/08/12 21:50

8月第2週の注目銘柄

■注目理由
 さらなる上昇で年初来高値更新の可能性も、一時的な過熱感から利益確定の売りに押されると判断します。

■事業概要
 千葉、東京東部、茨城と主に上野成田路線が収益の柱となっています。オリエンタルランド筆頭株主。時価総額約7,284億37百万円。PER約21.8倍 PBR約1.7倍。

■足もとの業績
 直近7月31日発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高703億67百万円(前年同期比+10.0%)、営業利益103億86百万円(同+8.8%)、四半期純利益114億15百万円(同+6.2%)となっています。

■テクニカル分析
 7月中は4000円を上下して方向性に乏しい展開でしたが、7月末より短期的な上昇トレンドにあり、今後の上昇に期待できます。しかし、一時的な上昇の過熱感からいったん調整局面に入ると予想します。

■システムトレード分析
 システムトレードの検証では、同社株の8月第2週の勝率が36.8%(7勝12敗0分)となっており、8月の第2週は株価が下がりやすい傾向が見られます。8月の序盤に注目したい銘柄です。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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