揺れ動く市場心理
昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%下落。一時は7カ月ぶり安値の105.50円前後まで下落する場面もあった。ただ、序盤は大幅に下げていたS&P500が切り返すなど、米国株に持ち直しの動きが見られるとドル/円も106円台を回復。米長期金利も一時の大幅低下から上昇に転じた。貿易摩擦による世界景気の減速懸念と、世界的金融緩和による景気下支えへの期待の狭間で市場心理が揺れ動いている模様。
ドル/円は本日も、主要国の株価や米長期金利の動きを睨んで神経質な相場展開が続きそうだ。また、中国が発表する人民元基準値(10:15)や7月貿易収支(時刻未定)にも注目が集まろう。
ドル/円は本日も、主要国の株価や米長期金利の動きを睨んで神経質な相場展開が続きそうだ。また、中国が発表する人民元基準値(10:15)や7月貿易収支(時刻未定)にも注目が集まろう。