マーケットコンディション
先週末のドル円は、107.33円で始まると、東京時間は、107.56円まで買戻しが先行。しかし、トランプ米大統領が「中国と合意するまで徹底的に関税を課す」との見解を示すと、日経平均が下落し、ドル円も106.85円まで下落。ロンドン時間、中国外務省が「貿易戦争は望まないが受けて立つ」「米国が新たな関税を課すならば、対抗措置をとる」などと発表を受け、106円台後半で軟調推移。NY時間、米国雇用統計では、非農業部門雇用者数変化が予想通りの16.4万人、平均時給が予想3.1%に対し3.2%と堅調な発表を受け、ドル円は107円台に回復。しかし、米中貿易摩擦を嫌気し、NYダウ平均が下落するとドル円は106.50円まで下落し106.57円でクローズをむかえた。