新興市場銘柄ダイジェスト:動物高度医療は急伸、ETSHDが急反落

配信元:フィスコ
投稿:2019/08/02 15:22
<6930> 日本アンテナ 1132 -28
朝高後マイナス転換。20年3月期第1四半期の営業損益を0.09億円の赤字(前年同期実績0.56億円の赤字)と発表している。テレビ関連機器販売で「新4K8K衛星放送」対応機器の普及に伴い、家庭用機器や事業者向け機器販売が好調だったことから利益が拡大した。通期予想は前期比43.6%減の6.40億円の黒字で据え置いた。赤字幅縮小が好感され、買い先行でスタートしたが、その後利益確定売りに押された。

<9853> 銀座ルノア 1002 +20
大幅続伸。20年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比88.3%増の2.30億円と発表している。売上高が4.2%増の20.82億円に拡大する一方、売上原価と販管費が低下し、利益を押し上げた。通期予想の営業利益は前期比31.9%増の6.14億円で据え置いた。進捗率は37.5%に達しており、上方修正への期待が広がっている。株価が200日移動平均線を上抜けたことも買いを後押ししたようだ。

<4395> アクリート 803 +12
大幅高。7&iHD<3382>がスマートフォン決済サービス「セブンペイ」を9月末で終了すると発表し、「2段階認証の検討が不十分だった」と会見で説明したことが材料視されている。2段階認証は、IDとパスワードに加え、SMSやアプリなどを使って利用者を確認する仕組み。2段階認証の需要が増加すれば、SMS配信サービスを提供するアクリートの利益拡大につながるとの思惑から買いが入ったようだ。

<1789> ETSHD 640 -57
急反落、19年9月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比49.3%減の0.32億円と発表している。電気工事業で受注高は順調に推移したものの、前期繰越工事高が少なかったことなどが響き、利益が縮小した。通期予想は前期比68.1%増の3.09億円で据え置いた。進捗率は10.4%にとどまっており、計画未達への懸念から売り優勢となった。

<6039> 動物高度医療 2435 +176
急伸。20年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比42.9%増の1.12億円と発表している。飼い主のかかりつけ動物病院(一次診療施設)と連携して高度医療への取り組みを続けるなどした結果、初診数が10.0%増、手術数が16.8%増に拡大し、利益を押し上げた。通期予想は前期比3.2%増の4.10億円で据え置いている。

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配信元: フィスコ

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