ETF売買動向＝2日前引け、ＵＢＳ米国株、野村外リートが新高値

　2日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比55.9％増の2083億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同55.2％増の1967億円だった。

　個別ではＵＢＳ　米国株 <1393> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> が新高値。ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> 、ダイワ鉄鋼・非鉄上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1640> 、ＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、ダイワエネルギー資源上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1635> など16銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が5.28％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.02％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は8.80％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は7.21％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は7.14％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は6.47％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は6.33％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が509円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1309億9200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金619億5500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が349億9500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が66億1000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が46億2400万円、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> が39億9700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が39億7300万円の売買代金となった。

株探ニュース