にわかにリスクオフへ
昨日のドル/円は終値ベースで1.3%の大幅下落となった。東京市場では5月末以来の109.30円台まで上昇したが、欧州市場で108円台へと反落。NY市場では108円台も割り込み107.20円台まで下げが加速した。米7月ISM製造業景況指数が予想に反して低下した他、トランプ米大統領が対中関税第4弾を発表した事でドル売り・円買いに弾みがついた。なお、NYダウ平均は300ドル高から300ドル安へと暗転。米10年債利回りは2.05%から1.88%に急低下した。
本日は、米7月雇用統計が焦点になると見られていたが、それ以上に気になるのは、NY市場のパニック商状の影響がアジアや欧州の金融市場にどこまで波及するかという点だろう。中国の対米報復措置にも警戒が必要かもしれない。ドル/円は、本日も不安定な相場展開が続きそうだ。
本日は、米7月雇用統計が焦点になると見られていたが、それ以上に気になるのは、NY市場のパニック商状の影響がアジアや欧州の金融市場にどこまで波及するかという点だろう。中国の対米報復措置にも警戒が必要かもしれない。ドル/円は、本日も不安定な相場展開が続きそうだ。