マーケットコンディション
昨日のドル円は108.58円で始まると、東京時間、日経平均の下落を受け108.49円まで下押しとなるが、FOMCを控え、その後は108.60円を挟む小動き。ロンドン時間も108.55円を挟み膠着。NY時間、7月ADP全米雇用報告・4-6月期米雇用コスト指数は、予想の範囲内で影響はなし。7月米シカゴ購買部協会景気指数は若干予想を下回るが、大きな影響はなし。FOMCでは、政策金利を0.25%引き下げ2.00-2.25%と決定。マーケットは買いで反応し108.50円から108.87円まで上昇。しかし、声明文では、次回以降の会合でも引き続き利下げを実施する可能性を示唆。利下げと同時にFRBの保有資産の縮小終了も決定。ドル円は伸び悩み。パウエルFRB議長の定例記者会見で、「今回の利下げは中期的な金融政策の調整であり、長期的な利下げ局面の始まりではない」との発言を受け、ドル/円は108.99円まで上昇し、108.76円でクローズをむかえた。