【買い】フォーサイド(2330)200日移動平均線をめぐる攻防戦、需給良好で材料発表を機に一段高期待◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/07/31 15:59

200日移動平均線をめぐる攻防戦、需給良好で材料発表を機に一段高期待

業種:情報・通信業
時価総額:47.4億円
PER:0.00倍
PBR:3.41倍

 アミューズメント機器向け景品のプライズ事業を収益柱としつつ、家賃保証及び物件管理業務を行う不動産事業、金融仲介の投資銀行事業の3事業を中心にグループ体制を構築。以前の収益源となっていたデジタルコンテンツ事業、イベント事業なども手がけるも苦戦が目立つ。

 業績面においては7/5に今期計画を最終赤字に転落すると修正、しかしながらプライズ事業と投資銀行事業の案件増加をふまえて売上高は上方修正、営業利益は大幅な増額修正となっている。次回中間決算を8/14に控える中、足元の4-6月期においては越境EC事業の開始や仮想通貨マイニング事業の一部再開などの動きを見せており、ポジティブ要因もみられる。

 株価は直近で200日移動平均線にトライする動きで、それなりに戻り売りも出やすいとみられるが足元の調整局面でもそれほど出来高は出来ておらず、需給面からもさしたる障壁になるとは考えていない。
むしろ、上記の新たな越境EC事業や仮想通貨マイニング事業における収益貢献への期待感が高まるとみており、今後の追加材料発表がなされれば一段高する可能性もあるとみている。

(7/31現在)
配信元: 達人の予想

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