●英国のトランプも
いよいよ注目のFOМCの発表が目前に迫ってきました。トランプ大統領による口撃が収まりません。中銀の独立性が保たれるのか注目が集まります。個人的には「予防的措置」による0.25%の利下げ、そして、追加の利下げに含みを持たせるというシナリオをイメージしています。一方、リスクシナリオとして考えられるのはタカ派的な内容になった場合(次回の明確な利下げ示唆をしない)。市場はタカ派的な結果に失望、とりわけ株式市場では他の金融商品に比し、失望の度合いが高くなることが想定され、株価大幅下落→債券利回り低下となり、ドル円相場も連れて下落というものになります。加えて、トランプ大統領によるFRB批判もドル売りを後押しすることになること考えられ、頭の片隅に留めておきたいところです。これまでお伝えしてきた「8月相場の傾向」が今年も当てはまることにならなければ良いのですが…。
合意があろうとなかろうと、10月31日、EUから離脱すると言ってはばからないジョンソン英首相。そのなりと言動から英国のトランプといわれているわけですが、ポンドはここにきてかなり強い売りトレンドに晒されています。日足・週足で標準偏差ボラティリティは低い位置から大きく上昇、21ボリンジャーバンドの−1σの外側に大きくはみ出していることからもその強さが伺えます。これまで通貨安が業績押し上げ要因になるとされて買われていたFTSE100が大きく下げに転じてくるようだと、さらなるポンド安の動きに繋がるかもしれません。米国同様、英国においても株式市場の動向から目が離せません。言わずもがな、ポンドにとっても8月は鬼門の月です。
合意があろうとなかろうと、10月31日、EUから離脱すると言ってはばからないジョンソン英首相。そのなりと言動から英国のトランプといわれているわけですが、ポンドはここにきてかなり強い売りトレンドに晒されています。日足・週足で標準偏差ボラティリティは低い位置から大きく上昇、21ボリンジャーバンドの−1σの外側に大きくはみ出していることからもその強さが伺えます。これまで通貨安が業績押し上げ要因になるとされて買われていたFTSE100が大きく下げに転じてくるようだと、さらなるポンド安の動きに繋がるかもしれません。米国同様、英国においても株式市場の動向から目が離せません。言わずもがな、ポンドにとっても8月は鬼門の月です。