マーケットコンディション
昨日のドル円は、108.76円で始まると、東京時間は、日経平均の上昇を受け108.94円まで上昇。日銀は金融政策を現状維持、フォワードガイダンスの変更なかった事がわかると108.56円まで下押し。ロンドン時間、黒田日銀総裁は「海外経済の下振れリスクは大きい」、「物価上昇のモメンタム損なわれれば躊躇なく追加緩和」と述べたが、早期の追加緩和は否定。フォワードガイダンスについても当面の間変更しない姿勢を示した。ドル円は108.60円を挟む小動き。NY時間、トランプ米大統領が「中国は通商交渉を巡り、自身の任期満了まで時間を稼ぐな」と警告した事や、6月米PCEコアデフレーターが予想1.7%に対し1.6%と下振れとなった事などで108.45円まで売り込まれた。その後は、買戻しが入り108.60円でクローズをむかえた。