ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金1036億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比12.4％増の1036億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同11.7％増の967億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、上場ファンドＪリート <1345> 、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> 、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> など11銘柄が新高値。ＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、ダイワ鉄鋼・非鉄上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1640> が新安値をつけた。

　日経平均株価が41円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金678億2400万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均785億4800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が161億4500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が36億7200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が30億4600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が17億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億9500万円の売買代金となった。

株探ニュース