ドル円、108円台回復。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/07/24 09:45

マーケットコンディション

昨日のドル円は、107.85円で始まると、東京時間、日経平均の上昇を受け108.07円まで上昇。その後も底堅く推移。ロンドン時間、英与党・保守党党首選などで、マーケットがポンドやユーロに集中し、ドル円は108.10円を挟む小動き。NY時間、米連邦政府の債務上限の適用延期を背景にドル買いが先行。米株や米長期金利の上昇などを受け、ドル円は108.28円まで上昇。その後、7月米リッチモンド連銀製造業景気指数が予想5に対し▲12、6月米中古住宅販売件数が予想533万件に対し527万件と下振れると108.03円まで下押しとなるが、米中通商協議の進展に関するニュースで買戻しが入り、108.20円でクローズをむかえた。

ドル円、108円台回復。

昨日、ドル円は108円台を回復し堅調推移。
テクニカル的にはWボトム形成の可能性がでてきた。仮に、ネックラインである108.98円を突破した場合、安値からネックラインまでの値幅×2が目標値となり、111.19円のレベルとなる。
今週の日米通商協議や来週のFOMCを控える中、一気に上昇とは考えにくいが、想定しておく必要がありそうだ。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想