19日のマザーズ先物は前日比8.0pt高の873.0ptと3日ぶりに反発して終了した。高値は878.0pt、安値は867.0pt、取引高は1193枚。本日のマザーズ先物は、前日の大幅安の反動から買い戻しの動きが優勢になった。台湾TSMCが18日に発表した決算で、先行きの業績に強気の見通しを示したことから、半導体関連株には幅広く見直し買いが入ったため、市場では「テクノロジー関連銘柄の多いマザーズ市場にも買いが波及し、マザーズ先物高につながった側面もある」との指摘が聞かれた。また、日経平均が400円超も上昇したことも個人投資家マインドの改善に寄与し、買い安心感に繋がったもよう。値上がり率上位銘柄では、イノベーション<3970>が15%高になったほか、アクセルマーク<3624>やMTG<7806>、エスユーエス<6554>が2ケタ上昇。MTGは、不適切営業取引問題で再発防止策を決定したことを明らかにし、悪材料出尽くし感が台頭した。
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