円高を嫌気し軟調 21100-21400のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/07/18 08:24

円高を嫌気し軟調

●17日のNY株式市場は続落。米中貿易摩擦の長期化や景気減速に対する懸念が相場を圧迫。引き続きトランプ米大統領が、「中国からの全輸入品に対し関税を課す可能性がある」と表明したことが重しとなった。鉄道貨物輸送のCSXの決算は市場予想を下回り、見通しも下方修正。6月の住宅着工件数も市場予想を下回った。企業業績に対する警戒感も浮上し、軟調な展開が続いた。

ダウ工業株     27219.85(-115.78)▼0.42%
ナスダック      8185.21(- 37.59)▼0.46%
S&P500     2984.42(- 19.62)▼0.65%

●本日の日経平均は円高を嫌気し、軟調に推移すると読む。CME日経平均先物の終値は2万1330円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1469円と比べ140円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値はの2万1340円。

日経平均株価のポイント
 ───────────
 2万1469円 昨日終値
 2万1443円 75日線
 2万1405円 25日線
 2万1354円 一目基準線
 2万1330円 CME日経平均先物
 2万1295円 26週線

●今週の主な予定 

18(木)
○日 6月 貿易収支
○英 6月 小売売上高
○米 7月8日週次 新規失業保険申請件数
○米 7月 フィラデルフィア連銀業況指数

19(金)
○日 6月 CPI
○独 6月 PPI
○米 7月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値
○米 前週分 CFTC建玉明細
配信元: 達人の予想