続落、米国とイランの対立に緊張緩和の兆候=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/07/17 05:44
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=57.62(-1.96 -3.29%)

 ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.96~1.94ドル安。その他の限月は1.93~0.80ドル安。

 米国とイランの対立が緩和する兆候がみられた。イランの弾道ミサイル開発について、イランが協議する用意があると示唆したとポンペオ米国務長官が述べたほか、トランプ米大統領がイランと多くの進展があったと発言したことが背景。トランプ米大統領は進展の内容については言及していない。ただ、イランは弾道ミサイルの開発プログラムについて交渉可能ではないとしている。

 時間外取引で8月限は小動き。通常取引序盤にかけても動意は限定的で、60.06ドルまで強含む場面はあったが上値は伸びなかった。ただ、通常取引後半にかけて売りが強まると57.07ドルまで急落した。

minkabu PRESS編集部 

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