リスクオンはあっけなく帳消し
「緊急事態のため、ペンス米副大統領が予定をキャンセルして急遽ホワイトハウスに戻る」という報道からアメリカを狙ったテロの可能性が指摘され、マーケットはリスクオフの展開です。さらには、トランプ大統領がFRB理事にウォーラー氏とシェルトン氏を指名する意向を示し、両名ともハト派であるとのニュースも重なり、ドル円は一時107.50円付近まで下落しています。
米中首脳会談を好感して週初から進んだリスクオンがあっけなく帳消しになった形です。
また、トランプ相場の特徴としてリスクオンの後はリスクオフになるケースが多く、明日4日の米独立記念日には再び保護主義的な発言(ツイート)をする可能性も否定できません。ドル円は短期的に少し売られすぎたようにも思いますが、メインシナリオは下値を模索する展開を予測しています。
ただし、今週末5日に米雇用統計の発表を控えているため、突っ込みすぎは禁物です。依然として7月末のFOMCで米利下げを期待している参加者は多いのですが、実際に利下げするかどうかは今週末の米雇用統計次第になります。そう考えた場合、現状のマーケットは利下げを織り込み過ぎているように感じています。いつも以上に重要度を増している米雇用統計に向けてしっかりと準備をしつつ、チャンスを窺っていく方針です。
米中首脳会談を好感して週初から進んだリスクオンがあっけなく帳消しになった形です。
また、トランプ相場の特徴としてリスクオンの後はリスクオフになるケースが多く、明日4日の米独立記念日には再び保護主義的な発言(ツイート)をする可能性も否定できません。ドル円は短期的に少し売られすぎたようにも思いますが、メインシナリオは下値を模索する展開を予測しています。
ただし、今週末5日に米雇用統計の発表を控えているため、突っ込みすぎは禁物です。依然として7月末のFOMCで米利下げを期待している参加者は多いのですが、実際に利下げするかどうかは今週末の米雇用統計次第になります。そう考えた場合、現状のマーケットは利下げを織り込み過ぎているように感じています。いつも以上に重要度を増している米雇用統計に向けてしっかりと準備をしつつ、チャンスを窺っていく方針です。