新興市場銘柄ダイジェスト:ソレイジアは急伸、フジタコーポがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/07/01 15:35
<4597> ソレイジア 184 +13
急伸。がん等の化学療法及び放射線療法による口内炎に伴う疼痛緩和口腔用液「エピシル」(同社開発品コード:SP-03)の中国向け製品について、販売代理店契約締結先の伊藤忠商事<8001>に対し出荷を開始したと発表している。エピシルは2月に中国当局から承認を受けている。今後、北京、上海、広州の各市では自販組織で、ほかの諸地域では販売権導出先を通じて19年度内での製品上市を計画している。

<3370> フジタコーポ 1045 +150
ストップ高。米カジノ大手のモヒガン・ゲーミング・エンターテインメントが北海道苫小牧市での統合型リゾート(IR)事業の構想案を発表したと報じられ、思惑が向かっている。報道によると「投資額は35億-45億ドル(約3800億-約4900億円)。IR施設で5000-7000人を直接雇用する」という。同社は苫小牧市を拠点に飲食店を運営しており、恩恵を受けるとの思惑から投資資金が流入したようだ。

<6166> 中村超硬 500 -57
急落。19年3月期に13.29億円の債務超過となったことから、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄になったと発表している。猶予期間は4月1日から20年3月31日まで。中国市場の混乱や太陽光関連の市場環境が変化した影響を受けた。また、ダイヤモンドワイヤ製品及び原材料等の評価減の実施及び固定資産に係る減損処理を行ったことも響いた。20年3月期には設備売却などで約20億円の収益を計上する予定。

<6312> フロイント 823 -43
急落。20年2月期第1四半期の営業損益を2.14億円の赤字(前年同期実績3.99億円の黒字)と発表している。機械部門で事業拡大を目論む先行投資により赤字幅が拡大した。化成品部門も競争激化などで低調だった。通期予想は前期比18.2%減の10.00億円で据え置いた。

<4437> GDH 3690 +130
大幅高。成長企業への人材採用などを手掛けるスローガンと資本業務提携すると発表している。スローガンは、成長企業向けにオフィス環境を提供するシェアオフィス「goodoffice」を運営しており、成長企業向けのサービスについて営業・業務連携を行い、両社のネットワークを活性化させる。また、スローガン株3449株(議決権割合の約0.78%)を第三者割当で取得する予定。

<3892> 岡山製紙 781 +26
急騰。19年5月期の営業利益を従来予想の5.55億円から7.52億円(前期実績0.35億円)に上方修正している。板紙事業で段ボール製品の需要の高まりや需給のひっ迫があったことに加え、販売価格の改定および再改定が浸透した。また、原料古紙価格が安定したことも利益を押し上げる見込みとなったため。年間配当は従来予想の12.00円から13.00円(前期実績12.00円)に増額修正した。
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配信元: フィスコ

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