概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶり反落、利益確定売りが優勢
配信元:フィスコ
投稿:2019/06/26 11:02
【ブラジル】ボベスパ指数 100092.95 -1.93%
25日のブラジル市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1969.38ポイント安(-1.93%)の100092.95で取引を終えた。102061.44から99890.22まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米中対立の激化が警戒された。米当局は中国の一部銀行に対し、米国の金融システムから切り離す可能性があると伝わった。ほかに、海外市場の下落などもブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MICEX指数 2753.96 -0.31%
25日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比8.69ポイント安(-0.31%)の2753.96で取引を終了した。2763.88から2738.34まで下落した。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。米中対立の激化が警戒され、売りが優勢。また、MOEX指数が引き続き過去最高値で推移しており、利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 39434.94 +0.80%
25日のインドSENSEX指数は反発。前日比311.98ポイント高(+0.80%)の39434.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同96.80ポイント高(+0.83%)の11796.45で取引を終えた。
朝方は軟調な展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。資源セクターの買いが広がったことが指数をサポート。景気対策への期待が高まり、資源の需要が拡大するとの観測が高まったもようだ。また、海外マネーの流入期待や通貨ルピー高の進行もインド株の支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2982.07 -0.87%
25日の上海総合指数。主要指標の上海総合指数は、前日比26.07ポイント安(-0.87%)の2982.07ポイントと7日ぶりに反落した。
米中対立の激化を警戒。米当局は中国の一部銀行に対し、米国の金融システムから切り離す可能性があると伝わった。報道によれば、米国の北朝鮮制裁に違反した疑いの調査に応じなかったため。具体的な銀行の名前は明らかになっていないが、上海浦東発展銀行(600000/SH)、招商銀行(600036/SH、3968/HK)、交通銀行(601328/SH、3328/HK)の可能性が指摘されている。また、上海総合指数は前日まで6日続伸し、心理的節目の3000ポイントを約2カ月ぶりに回復したばかりとあって、売り圧力も意識された。
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25日のブラジル市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1969.38ポイント安(-1.93%)の100092.95で取引を終えた。102061.44から99890.22まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米中対立の激化が警戒された。米当局は中国の一部銀行に対し、米国の金融システムから切り離す可能性があると伝わった。ほかに、海外市場の下落などもブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MICEX指数 2753.96 -0.31%
25日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比8.69ポイント安(-0.31%)の2753.96で取引を終了した。2763.88から2738.34まで下落した。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。米中対立の激化が警戒され、売りが優勢。また、MOEX指数が引き続き過去最高値で推移しており、利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 39434.94 +0.80%
25日のインドSENSEX指数は反発。前日比311.98ポイント高(+0.80%)の39434.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同96.80ポイント高(+0.83%)の11796.45で取引を終えた。
朝方は軟調な展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。資源セクターの買いが広がったことが指数をサポート。景気対策への期待が高まり、資源の需要が拡大するとの観測が高まったもようだ。また、海外マネーの流入期待や通貨ルピー高の進行もインド株の支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2982.07 -0.87%
25日の上海総合指数。主要指標の上海総合指数は、前日比26.07ポイント安(-0.87%)の2982.07ポイントと7日ぶりに反落した。
米中対立の激化を警戒。米当局は中国の一部銀行に対し、米国の金融システムから切り離す可能性があると伝わった。報道によれば、米国の北朝鮮制裁に違反した疑いの調査に応じなかったため。具体的な銀行の名前は明らかになっていないが、上海浦東発展銀行(600000/SH)、招商銀行(600036/SH、3968/HK)、交通銀行(601328/SH、3328/HK)の可能性が指摘されている。また、上海総合指数は前日まで6日続伸し、心理的節目の3000ポイントを約2カ月ぶりに回復したばかりとあって、売り圧力も意識された。
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