来週の為替相場見通し=FOMCと日銀決定会合に注目
来週の外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合に関心が集まりそうだ。予想レンジは107円30~109円20銭
最大の焦点は18~19日に開催されるFOMCだ。市場には年後半に向けて米国の利下げ観測が高まっているが、「6月の利下げはないだろう」(アナリスト)との見方が多い。ただ、7月利下げ観測は有力であり、パウエル議長が利下げの地ならしに向けた発言をするかが注目されている。続いて19~20日には日銀金融政策決定会合が開催される。世界の主要中央銀行が金融緩和姿勢をみせるなか、日銀の対応が関心を集めているが、マイナス金利の深掘りには反対が多いほか、ETF買い金額の増額も実施に疑問を示す見方もあるなか「日銀は手詰まり状態」(市場関係者)にある。FOMCで米金融当局がハト派姿勢を示し、日銀が目立った対応をとらなければドル安・円高が進行する懸念もあるだけに、その対応が関心を集めている。
また、来週は17日に米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、18日に米5月住宅着工件数、20日にEU首脳会議、米1~3月期経常収支、米5月景気先行総合指数、21日に5月中古住宅販売件数が発表される。国内では19日に5月貿易統計、21日に5月消費者物価指数が公表される。
出所:minkabuPRESS
最大の焦点は18~19日に開催されるFOMCだ。市場には年後半に向けて米国の利下げ観測が高まっているが、「6月の利下げはないだろう」(アナリスト)との見方が多い。ただ、7月利下げ観測は有力であり、パウエル議長が利下げの地ならしに向けた発言をするかが注目されている。続いて19~20日には日銀金融政策決定会合が開催される。世界の主要中央銀行が金融緩和姿勢をみせるなか、日銀の対応が関心を集めているが、マイナス金利の深掘りには反対が多いほか、ETF買い金額の増額も実施に疑問を示す見方もあるなか「日銀は手詰まり状態」(市場関係者)にある。FOMCで米金融当局がハト派姿勢を示し、日銀が目立った対応をとらなければドル安・円高が進行する懸念もあるだけに、その対応が関心を集めている。
また、来週は17日に米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、18日に米5月住宅着工件数、20日にEU首脳会議、米1~3月期経常収支、米5月景気先行総合指数、21日に5月中古住宅販売件数が発表される。国内では19日に5月貿易統計、21日に5月消費者物価指数が公表される。
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