ETF売買動向=10日前引け、iS米債7H、Sリートが新高値

配信元:株探
投稿:2019/06/10 11:35
 10日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比27.8%増の886億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同28.9%増の841億円だった。

 個別ではUBS スイス株 <1391> 、iシェアーズ・コア米国債7-10年 <1482> 、iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF <1496> 、上場インデックスファンドJリート隔月分配型ミニ <2552> 、NEXT シンガポール <2045> が新高値。NEXT 日経平均VI先物 <2035> が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではETFS 農産物上場投資信託 <1687> が9.03%高、NEXT 原油ブル <2038> が3.32%高、ETFS WTI原油上場投資信託 <1690> が3.18%高と大幅な上昇。

 一方、ETFS とうもろこし上場投資信託 <1696> は3.23%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が226円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金564億4200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金506億6500万円を大幅に上回る活況となった。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が120億7300万円、日経225連動型上場投資信託 <1321> が73億600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が21億7500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が17億4300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億1000万円の売買代金となった。

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