アインHDが大幅6日続落、19年4月期営業利益が計画下振れて着地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/06/05 13:32
 アインホールディングス<9627.T>が大幅安で6日続落し年初来安値を更新している。4日の取引終了後に発表した19年4月期連結決算が、売上高2755億9600万円(前の期比2.7%増)、営業利益160億6700万円(同18.1%減)、純利益90億2900万円(同14.6%減)となり、従来予想の営業利益175億円を下回って着地したことが嫌気されている。

 リテール事業は、オリジナルブランドの積極的な展開や前年に実施した仕入れの見直しなどが奏功し大幅な営業増益となったが、主力のファーマシー事業が、18年4月の診療報酬改定に伴う粗利率の低下や薬剤師の積極採用や教育の強化などに伴う費用の増加などで大幅な減益となり、全体の利益を押し下げた。

 なお、20年4月期業績予想は、売上高3003億3000万円(前期比9.0%増)、営業利益187億円(同16.4%増)、純利益101億3000万円(同12.2%増)を見込んでいる。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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