■5月28日(火)■明日の相場展望 ～ 短期急落線の解消条件 ～

まずは今晩のニューヨーク市場に注目です。

【各国の市場、まだ下落の線が残る】


底堅いと言えば底堅い。下げない相場が続いております。今月に入り5月14日にザラ場 20,751円まで。8日間で1,611円急落した後、今日までの10日間、下値21,000円、上値21,300円という300円のレンジでもみ合いを続けております。

昨日は欧米が休場でしたが、今日の上海市場は続伸となりましたので、日経平均も続伸 21,297円までありまして

大引けは 77円高 21,260円
トピックスは 3.99ポイント高 1550.99ポイント
出来高は概算 17億2千万株で終わりました。

上海市場が続伸と書きましたが、2922ポイントの波動の上値抵抗線に届いた所から急激に売られ、引け前にはマイナスに転じ、大引けは17ポイント高 2909ポイントと乱高下しております。この上海総合のチャートは今日現在でもまだ短期急落線を維持しております。

一つだけ可能性としてですが、明日90ポイント高以上、即ち大引けで3,000ポイント回復となった場合においてのみ、短期急落線は解消されますから、明日の動きが注目されます。

円ドル相場についてですが、こちらの方も円が短期急騰の型になっております。ニューヨークダウ、上海総合、日経平均、全て現時点では短期急落の可能性ありのチャートになっております故、まずは今晩のニューヨーク市場に注目です。


では御健闘を祈ります。