中国、仮想通貨格付の最新版を公開 ビットコインなどランクアップ【フィスコ・ビットコインニュース】

配信元:フィスコ
投稿:2019/05/28 11:47
中国の行政機関、北京情報センター(CCID)のブロックチェーン研究所は27日、第12回「国際パブリックチェーン技術評価指標」を公開した。前月の公開がなかったため、1月ぶりの最新ランキングの公開となる。

仮想通貨で使用されるブロックチェーンを“技術ベースで評価した指標”であり、中国政府、民間、教育機関に在籍する専門家によって評価が行われている。

今回のTOP3は、前回と変わらずEOS、トロン、そしてイーサリアムとなっているが、ビットコインやビットコインキャッシュなどの通貨基準が大きく見直されているほか、XRP(リップル)も2月連続で順位を更新。これまで中国系のプロジェクトまたは中国で人気があるプロジェクトが上位にあったランキングにも変化が見られ始めている。

中国の行政機関に所属する北京情報センター(CCID)のブロックチェーン研究所は、「中国政府の一流科学研究機関」と格付けしている。複数のCCID支部の協力で最初のランキングは昨年5月に発表。CCIDが公開するランキングの結果は、政府機関や企業、研究機関やデベロッパーに向けて参考性の高い技術的アドバイスを提供するためのものだという。

なお、ブロックチェーンプロジェクトの格付けとして発表しているが、中国では仮想通貨が原則禁止されているため、同格付けが間接的な仮想通貨プロジェクトの評価であるとの見方もある。

(記事提供:コインポスト)
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