マーケットコンディション 先週末のドル円は109.59円で始まると、東京時間、5・10日の実需買いで109.74円まで上昇するが、その後は109.60円を挟む小動き。ロンドン時間、一時109.72円まで買われるが失速。NY時間、4月米耐久財受注が予想を下振れや、ユーロドル上昇によるドル売りで、109.27円まで下落し109.29円でクローズをむかえた。
ドル円ポジション調整の売りで109円台前半。 週末のポジション調整によるドル安と予測する。英国の次期総裁候補のジョンソン前英外相が「合意なき離脱を辞さない」と発言しており、欧州政局不安がどうでるかに注目。テクニカル的に「米ドル/円」は弱い流れ継続。日足一目均衡表では「三役逆転」が継続。週足に関しても、雲下限を割り込み②③は「逆転」となっておいおり、①基準線>転換線となれば週足ベースでも強い売りシグナルが発生となる。しかし、本日は、米国・英国が休場で、トランプ米大統領も来日中ということもあり、大きな動きはなさそうだ。