ドル/円、109円台前半へ軟化
24日のドル/円は、NY市場でドル売りが強まると109円台前半に反落した。米4月耐久財受注が予想を下回ったとはいえ、米国株や米国債利回りが上昇する中でも109.20円台までドル売り・円買いが進んだ。前日にドルインデックスが約2年ぶりの高値を付けていた事もあって、英米の3連休を前に持高調整の動きが出たと見られる。なお、本日は英国と米国が休日で、取引材料も取引参加者も少ない。アジア株が崩れなければドル/円の下値は堅そうだ。ただ、薄商いの中で109円台を割り込めば、ストップロスを巻き込んで下げ足が速まる可能性もある。現在開票中の欧州議会選挙や、日米首脳会談などの政治イベントにも念のため注目しておきたい。